2DAYミーティングに参加して(2015年1月 ほほえみ通信 第9号)
12月6日、13日と2DAYミーティングに参加させていただきました。自分の意見を述べたり、作業をしたりとあっという間の6時間でした。
参加の理由は主人の三回忌がおわりこれからの人生をどうやって生きていけばいいのか考えたかったからです。
主人は24年の6月息子の12歳の誕生日の4日後に出張先で倒れてそのまま意識は戻ることなく亡くなりました。娘の10歳の誕生日の1カ月前です。出勤前、家の前でおいしそうに眼を細めて煙草を吸っている姿が主人をみた最後でした。
結婚生活15年間、私は主人に頼りきっていたので2人の子供を抱えてこれからどうやって生きていけばいいのか途方にくれました。
今回のミーティングで参加された方たちと意見を交わしたことは自分が今おかれている状況を冷静に考えられる貴重な時間でした。
作業の中で「望ましい私の将来のイメージ・ライフプラン」を作成しました。世界を旅する、大学に進学するなど7つほど将来の夢を紙に書くと漠然としていた未来が現実味をおびてそれにむかって今どんな努力をしなければいけないのかがわかりました。
主人は私にたくさんの時間をくれました。1分1秒も無駄にせず主人の分まで人生を楽しむことが一番の供養だと私は思います。
ミーティングの最後に「皆さん、上手に生きてくださいね」と秋田から参加された男性がおっしゃいました。とても重みがある言葉でした。主人をなくしてからの私は人に同情されたくないと好意で手を差し伸べてくれていた友人たちに無理して強がっていたところがあります。これからは心をひらいて上手にお付き合いしていけたらと思います。
最後に河合先生、ミーティングでご一緒してくださった皆様、2日間ありがとうございました。
R・S(女性、江東区)